シナモンガールは木製の夢を見る

初恋の嵐

天然酵母パン凡の奥様が、シナモンガール時代に教えてくれた。
メジャーデビュー直前に逝去した、西山達郎が在籍したバンドである。
左上:『バラードコレクション』 2000年発売 6曲入りファーストミニアルバム
神懸りと評しても差し支えない。ギターとメロディを聴いていると、西山はおそらく天才だったのだろうと、確信できる。とにかく、「間」で勝負できる稀有なバンドだった。西山のギターには、何一つ余計な装飾はない。あまりにも美しく奏で
られ、落ち着いたヴォーカルとは対照的に感情をむき出しにする。ジミヘン、ルー・リード、ニール・ヤングの系譜に連なるギタリストだが、誰もうんともすんとも言わない。5曲目の「果てしない思い」は「Untitled」と共に、初恋の嵐における最高のトラックであろう。後半のギターソロに腰抜かさないように。
右上:「Untitled」2001年発売 3曲入りシングル盤 表題曲「Untitled」の衝撃は、未だに僕を包み込んでいる。演奏シーンをフューチャーしたクリップも秀逸。なぜか初期のオアシスを連想させる。残りの2曲はスロー&ミドルテンポの佳曲。気だるいギターの音色が良い。
左下:「真夏の夜の事」 2002年7月発売 『初恋に捧ぐ』からの先行シングル盤。この年の3月に西山達郎は急性心不全で亡くなっている。バンドはレコーディング中だった。 この美しいジャケットを手がけたのは、小田島等。デイジーを率いていた松田マヨがピアノで参加している。
右下:『初恋に捧ぐ』2002年8月発売のファーストアルバム。残された音源を元に、メンバーとスタッフが新たに製作を続け、発売までこぎつけた。他のミュージシャンがギターを中心に参加しているため、全曲、2000-2001年音源レベルの出来とはとても言えないが、事情が事情なだけに、文句も言っていられない。ラストの2曲、「ナッシング」と「グッドバイ」は名曲。
134_3414.jpg


時間もないので、以上!

コメント


管理者にだけ表示を許可する